津山の城下町づくりの特色の一つは、東西に通る出雲街道の約3.6Km区間に18か所の曲がりをつけたことです。 城の防御のための策として見通しを悪くし敵の襲撃の勢いをそぐために街道をわざと「かぎ形」に曲げています。 宮川大橋から東に行くと「大曲がり」があり、そのさらに東には「荒神(こうじん)曲がり」があります。 「大曲がり」から「荒神曲がり」までの直線の道は、大名行列がちょうどおさまる長さだと伝えられています。 出典:(参考文献)福田恵子、福田富三「津山 歴史と文化の城下町(その1)」