洪水調節や農業用水の確保、導水落差を利用する発電など多面的機能を有し、岡山県で農地防災ダムとして最初に築造された重力式コンクリートダムです。新緑や秋の紅葉が美しく、上流にはキャンプ場、温泉等があり自然をたっぷり満喫できます。
『こだわり技術として』ダムサイト右岸側は急峻にして40°以上で岩塊の露出が見えますが、左岸側はやや緩く30°前後で花崗岩の風化が激しく岩盤の露出も見られません。ダムの主材料となる砂、砂利は上流左岸側の石山を破砕して使用し、跡地は黒木湿原として整備されました。
このダムのデータ | |
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河川名 | 吉井川水系倉見川 |
型式 | 直線型重力式コンクリートダム |
ゲート | ワイヤーロープ巻上式 ラジアルゲート×3門 |
堤高・堤頂長 | 53m・193m |
総貯水容量 | 600万立法メートル |
管理者 | 岡山県農林水産部 |
本体着工/完成年 | 1963/1976年 |
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出典:岡山県農林水産部