江与味橋は、昭和9年の室戸(むろと)台風後に復旧された橋の一つです。洪水で流失した旧橋に替わり、単純トラス橋として架けられました。その後、旭川ダムの建設に伴い、昭和29年に約13m高く移され、両側に鉄筋コンクリート橋が増設されました。国道429号がこの橋で旭川ダム湖中央を横断し、付近は吉備清流自然公園となっています。 県内に残る鉄の橋として、高く評価されています。 出典:「あなたの街の近代化遺産ガイドブック」岡山県教育委員会